戦艦の揺籃期

                    

 東艦 1864-1888

2012年制作・F6サイズ      

帝国海軍戦艦群のルーツとなる艦です。
南北戦争時に建造されたフランス製の装甲艦で、戊辰戦争終結後に明治政府がアメリカより購入し、
箱館戦争では新政府側の主力艦として活躍しました。



 

 二等戦艦 扶桑 1878-1908

2012年制作・F6サイズ

帝国海軍草創期にイギリスに発注された大型装甲艦で、就役時にはアジアでは最大最強の艦でした。
小ぶりの艦ながら二等戦艦に類別され、日清・日露戦争では第一線で戦いました。
初期の帝国海軍を支えた労艦です。
                                                                     



 

前ド級戦艦期

 一等戦艦 富士 1897-1945 


2012年制作・F6サイズ

帝国海軍初の本格的な超1万トンの近代戦艦です。
艦の購入に際し予算の都合がつかず、明治天皇が自ら率先して節約を呼びかけ、購入にこぎつけた逸話が残されています。
日清戦争前にイギリスに発注されていましたが、間に合いませんでした。しかし、日露戦争では主力部隊の一翼を担い活躍しました。
その後、太平洋戦争末期まで特務艦として海軍航海学校の施設として利用されました。

                                                                    



 一等戦艦 三笠 1902-1923 

2012年制作・F6サイズ(原画は売約済み)

ロシアとの戦争を意識した六六艦隊計画で、イギリスに発注された当時世界最新鋭の戦艦でした。
当初より連合艦隊旗艦となることを想定していたため、他の同型艦より防御力は格段に向上されていました。
日本海海戦では東郷長官が座乗し、第一戦隊の先頭に立ってバルチック艦隊と戦闘を繰り広げました。

                                                             

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